本講座は、組込みシステムにおいて、入出力の性能を大きく左右する「アナログ電子回路」の人材養成コースです。
近年、電子回路においてはデジタル化が一般化しています。しかし、組込みシステムにおいては、 携帯電話やデジタルカメラを始めとする電子機器の入力信号、自然界の物理量である光や温度、等々、を検知するセンサ信号は全てアナログ信号です。 そこで、アナログ電子回路技術は、システムの性能を大きく左右することが多く、極めて重要となってきています。
この傾向は今後ますます強まることが必須ですので、本講座では顧客要求分析及びアナログ電子回路の設計手法並びに実用回路の改良及び 調整方法技術等に重点をおいて、各種センサ計測やセンサ信号の変換回路にも言及し、また、うまく動かない回路をどのようにして改良していくかという 考え方を習得ことも併せて、講義及び実習を行います。