昨今の地球温暖化や異常気象は、人的起源の温室効果ガス濃度の増加によってもたらされた可能性が高く、将来に向け国際的な枠組みが決まり、気候変動への対策が実行段階へと進んできている状況です。
その温室効果ガスの排出を削減するために、太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱と言った、いわゆる「再生可能エネルギー」の利用が進んでいますが、再エネ化は物理的にも限界があるため、同時にエネルギーの効率化を図ることで使用量を減らす「省エネルギー(省エネ)」の取り組みも欠かせません。また「省エネ」は、企業活動におけるコスト低減にも寄与するものであり、継続的に取り組んでおられる企業も多いと思います。
伊那テクノバレー地域センター・リサイクルシステム研究会では、持続可能な地域を目指して活動しておりますが、今回はこの「省エネ」に焦点を当て、最新の技術や実際の取り組み事例をご紹介するセミナーを開催いたします。
この機会に、是非多くの皆様にご参加いただき、エネルギーの有効利用を進めるための一助としていただければ幸いです。