令和2年度 「磁気エレクトロニクス研究会」の参加者を募集いたします!
パソコンや携帯電話や車など、IoT機器をはじめとした電子技術は、私たちの生活の大きな部分を担っています。電子は電荷と磁気という2つの性質を持っており、電子を活用する上で特に注目されている技術は、電荷を扱う「電子工学」と磁気を扱う「磁気工学」の2つの性質を活用するスピンエレクトロニクスと呼ばれる技術です。
一方で機器の構成部品に目を向けると、半導体やセンサなどの電子デバイスと、コイルや磁性体からなる磁気デバイスとが組み合わされています。電子デバイスの進化は著しいですが、磁気デバイスは多岐にわたり種類が多いため、磁気デバイスの高度化に向けた研究開発が重要視されています。
今回、「磁気エレクトロニクス研究会」をIEEE信越支部の「MAG-33 Shin-etsu Chapter of IEEE
Magnetics Society」と共催にて開催し、信州大学の先生方より、磁気デバイスに関わる現状の課題と研究開発について講演いただきます。ご関心をお持ちの方はどなたでも参加出来ますので、産業界をはじめとする幅広い分野の皆様のご参加をお待ちしております。
また、これまで開催してきたMEMS研究会は、県内企業の皆様への普及が進んでいるため閉会いたします。
◆開催日時 令和3年3月4日(木)13:30~16:15(開場13:00)
◆会 場 ホテル メルパルク長野 3F(飛翔)
◆講 演
講演Ⅰ 13:35~14:15(40分間)
【高周波電力用磁心材料の開発】
信州大学 工学部 電気電子工学科
教授 佐藤
敏郎 先生
講演Ⅱ 14:15~14:55 (40分間)
【磁束経路制御技術を用いた電気機器・磁気部品の低損失化】
信州大学 工学部 電子情報システム工学科
教授 水野 勉 先生
講演Ⅲ 15:05~15:45(40分間)
【高集積高速DC-DCコンバータモジュール向け集積回路設計技術】
信州大学大学院 工学専攻 電子情報システム工学分野
准教授 宮地 幸祐 先生
◆名刺交換会 講演終了後、同会場にて行います(飲食は伴いません)15:45~16:15
◆主 催 公益財団法人 長野県テクノ財団
◆共 催 MAG-33 Shin-etsu Chapter of IEEE Magnetics
Society
◆定 員 :30名程度(会場参加)
web参加(Zoomにより配信、ただし最大50名とします。)
◆参加費 : 無料(名刺交換会も無料。飲食は伴いません。)
◆申込方法 : 令和3年2月24日(木)までに下記の開催案内にある申込フォーム、又は
メール or FAXでお申込ください
◆お申込、お問合せ先 : 公益財団法人長野県テクノ財団 担当:遠藤
TEL:026-226-8101 FAX:026-226-8838
E-mail:kan.ene@tech.or.jp