平成30年度第1回「信州MEMS研究会」参加者を募集いたします。
<概要>
今回の研究会で第一部の講師をお願いしている日本大学理工学部の内木場教授は、MEMS技術を利用して5mm程度の大きさのマイクロロボットを開発しています。また、生物の神経回路を模倣したアナログ集積回路による人工知能を開発し、この人工知能ICを搭載したマイクロロボットは、分速12mm程度の6足歩行を実現しています。今回は、こうした開発に取り組んだ背景、技術開発の経過、技術的な解説を含めた現在の開発状況、今後の展開についてお話いただきます。
さらに、IoTの普及においてデバイスの無電源化が期待される中、MEMSエアタービンと積層セラミック磁気回路を組み合わせた電磁誘導式発電機の開発についても解説していただきます。
第二部では、物質・材料研究機構の先進低次元ナノ材料グループリーダーである唐捷氏をお招きし、高性能な蓄電デバイスとしてその開発が注目される「グラフェン/CNTスーパーキャパシター技術」とその応用先などについて紹介していただきます。
MEMS技術にご興味をお持ちの県内企業の皆様はじめ、多くの方々のご参加をお待ちしております。
■日 時 平成30年6月21日(木)13:30~16:30
■会 場 長野市ものづくり支援センター(UFO Nagano)5階 産学行交流室
(信州大学工学部内)
■内 容
【講演Ⅰ】
「機械システムとしてのMEMS
- 人工知能IC搭載ミリメートルロボット・ミリワットクラス電磁誘導式発電機-」
講師:日本大学理工学部 理工学研究所長
教授 内木場 文男 氏
【講演Ⅱ】
「大容量グラフェン スーパーキャパシター」
講師:物質・材料研究機構(NIMS)
先進低次元ナノ材料グループリーダー 唐 捷 氏
■定員 30名程度
■参加費 無料
■詳細 下記添付の開催案内&申込書をご参照ください。
■申込み 下記の"お申し込みフォーム"をクリックしてお申込みください。
■お問い合わせ先 長野県テクノ財団 担当:伊藤
TEL:026-226-8101 E-mail:ma-ito@tech.or.jp