「ウィズコロナ」時代、デジタルの力が脚光を浴びています。 電気自動車メーカーのテスラやビデオ会議のZoomはその代表格。 本来ならば10年ほどかかる変化が一気に進み、この背景にDX(デジタル変革)があると分析されています。 今後「アフターコロナ」時代に向けては、既存の枠組みを変革し新たな価値を生み出すことが一層重要になると推測されます。
(※IPA中小規模製造業の製造分野におけるDXのための事例調査報告書より一部引用)
本年「2020年版ものづくり白書」では、我が国製造業は予測不能な危機や環境の激変に直面する度に、それを乗り越え発展してきたことを認めつつ、今般のコロナ禍による危機の克服に当たっては、これまで以上の大きな変革が求められているとしています。 製造業を取り巻く環境は、かつてない規模と速度で急変しつつあり、先の読めない環境変化の「不確実性」を克服するために取るべき戦略は、環境や状況の急変に柔軟に対応する「企業変革力」、特にデジタル技術の徹底的な活用による設計力の強化、人材の質的強化・育成であるとしています。
本講演では、「ウィズ/アフターコロナ時代の中小製造業が活かすデジタルの力」をテーマに、企業が直面する大きな課題の解決にとって決定的な要素とされる、デジタル化及びDXに焦点をあてます。 今般のコロナ禍による市場変化について、客観的なデータを基に考察し、最新の技術トレンドや先進事例の独自分析により、ビジネスの構造変化やその背景にある要因まで掘り下げ、「不確実性の時代のものづくり・価値づくりの考え方や視点」を浮彫りにして行きます。
〜逆境の中 変革の"ヒントを探る"皆様に~
変化の全体像を俯瞰し、DXの自社影響や課題、新たな価値づくりを考える一機会として、お勧めします。