近年、急速に進化した可視光通信技術は、社会の様々な場面での活用が研究され、独自技術を取り入れた事業化も進められてきました。当研究会は、平成26年度に発足して以来、これらの技術紹介を行ってきましたが、当研究会の役目は終えたと考え今回を最後に、研究会を閉じる予定です。
そこで当研究会の会長である信州大学の半田教授より、可視光通信技術の開発経過や現状及び今後の展望について報告を行い、5年間の研究会の総活をします。
半田教授は、平成23年に世界で初めて信州大学製の人工衛星に可視光通信装置を搭載して地上と交信するという実験や、博物館や美術館で可視光通信技術を使った音声案内ガイドシステムの実証試験の他、様々な研究を行って来ました。
報告では研究開発のエピソードや今後期待される分野への展開など有用な話を聴くことができると思います。皆様のご参加をお待ちしています。