成果事例

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2017.06.30

平成28年度技術シーズ育成事業のご紹介(その4)

長野県テクノ財団では、大学等の技術シーズを、県内企業における新技術・新製品等の早期事業化に繋げるため、産学連携による以下の研究グループに対して開発支援を行いました。 

 

【伝送信号モデル(IBIS/IBIS-AMI)のカスタマイズ化による高性能基板の開発】

 

研究メンバー      マリモ電子工業株式会社

長野工業高等専門学校

 

担当コーディネータ  小林 広嗣(ナノテク・国際連携センター)

 

研究開発概要

需要が急増する数Gbit/secの高速インターフェースデバイス搭載の高性能基板を高品質且つ短納期で設計開発するためには、設計段階での高精度のシミュレーションが必須ですが、デバイスメーカーから提供されるIBISモデルが不正確な場合は正確なシミュレーションが期待できません。このため、本取組では、プリント基板の設計会社がデバイスのシミュレーションモデルの精度を上げられる手法を開発することにしました。具体的には、対象LSIIBISモデルに追加適用できるブリッジモデルを開発して、実際のデバイスの動作を想定したカスタマイズを可能とします。これにより、実測に極めて近い波形をシミュレーション段階で得られることを確認できました。

今後は国の公募事業等により、実測に合うモデルのライブラリを揃えることで、高性能基板の開発のプラットフォームの構築が可能になることが見込まれます。また、既に米国大手デバイスメーカーのアライアンス・パートナーとして国内初の認定企業に選出されている中で、この技術確立により、更に同社顧客の設計案件を取り込むことが期待できます。

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