成果事例

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2011.01.31

平成22年度「技術シーズ育成事業」の紹介(その3)

長野県テクノ財団では、大学等の技術シーズや知的クラスター創成事業等の成果を、県内企業における新技術・新製品の事業化に繋げるため、産学連携、産産連携による研究開発グループに対して、開発支援(研究開発委託)を行っています。平成22年度は、初期(F/S)段階の研究開発に対して支援を行う「一般枠」(研究費200万円規模)が8件、早期製品化を目指す研究開発に対して支援を行う「特別枠」(研究費500万円程度)を5件採択し、現在、それぞれの研究会において研究開発が進められています。

【家庭用燃料電池向け非接触気泡センサの開発】(特別枠)
◆研究会メンバー (株)荻原製作所(諏訪郡下諏訪町)、(株)トキワ電機(駒ケ根市)、諏訪東京理科大学、長野県工業技術総合センター
◆担当コーディネータ 小林 俊二(諏訪テクノレイクサイド地域センター)
◆研究開発概要
 家庭用燃料電池において、都市ガス等の燃料からの安定した水素の生成を行うには、燃料改質器に気泡の無い純水を巡回するのが理想です。しかしながら、実際に循環される純水の中にはごく微量の気泡が残存しています。
 そこで、水素生成の安定化を実現するため、この残存する気泡の量(mim.0.2cc)を検出する「非接触気泡センサ」を開発します。
 長期的に安定した特性が要求される管路部材の選定は諏訪東京理科大学と連携し、また、検出精度の高度化・安定化のための検出回路設計は長野県工業技術総合センターの支援を受けることとしています。
 次世代家庭用燃料電池として期待される発電効率の高い個体酸化物燃料電池(電極にセラミックス使用)の純水供給管路の混入気泡の検出に同センサを提供すると共に、医療・化学分野等の液体中の気体量測定にも展開を予定し、年間売上3億円を目指しています。(写真は試作品(サイズ約Φ28(max部分)*70mm)及び本研究会会長、本研究開発プロジェクトのプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー(担当コーディネータ)との打合せ風景)

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