成果事例

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2012.05.09

平成23年度技術シーズ育成事業(特別枠)のご紹介(その2)

 長野県テクノ財団では、大学等の技術シーズや知的クラスター創成事業等の成果を、県内企業における新技術・新製品の事業化に繋げるため、産学連携、産産 連携による研究開発グループに対して、開発支援(研究開発委託)を行っています。平成23年度は、初期(F/S)段階の研究開発に対して支援を行う「一般 枠」(研究費200万円規模)が5件、早期製品化を目指す研究開発に対して支援を行う「特別枠」(研究費500万円規模)を4件、企業間連携による研究開 発に対して支援を行う「産産連携枠」を1件採択し、現在、それぞれの研究会において研究開発が進められています。


【皮表及び皮下を対象とした多用途生体水分量計測技術の開発】(特別枠)

◆研究メンバー ㈱西澤電機計器製作所(坂城町)、スキノス東御研究所(東御市)、
          ㈱ナイツ(東京都)、日本電子機器開発㈱(長野市)、㈲ジェイウインド(上田市)、
          信州大学、長野県工科短期大学校

◆担当コーディネータ 瀬在 啓明(浅間テクノポリス地域センター)

◆研究開発概要
 汗や皮下水分量、血中水分量などの生体水分計測は、自律神経機能の検査、皮膚疾患の検査、運動中・睡眠中・透析中の脱水防止、新しい肌のうるおい・健康度指標などに有用と考えられますが、現在、誰もが簡便に使える"生体水分測定器"は世の中にありません。
 本課題は、周辺空気を皮膚に当てることで皮膚表面に現れた汗を空気で乾かし、その空気の湿度上昇を湿度センサで測定することにより、発汗量を測定する『換気カプセル型発汗計』と、水分に特徴的に吸収される近赤外波長(1.45μm)の光を皮膚に照射し、その光の減衰量から水分量を測定する『光学発汗計』を組み合わせた"生体水分測定器"を開発することです。これにより、皮膚にカプセル(センサー部分)を当てるだけで皮表水分量と皮下水分量を別々に測定することができます。
 本開発品は、研究機関、医薬・香粧品メーカー、医療機関などへの拡販が期待できます。

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